作品情報
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プラキシスは自分自身を創造し、変化させるような行為と考察のサイクルである。
私たちの芸術の本質はプラキシスとしての実践とその「自発的な複雑系」にあり、その理解のなかに様々な問題に対する解決策を見つけようとすることだ。
空間と状況のリミナリティと向き合うその行為のなかに、活動を続けていくために必要なことが何かを学び、次なる行為へと繋いできた。総合的なパフォーマンス芸術が世界と如何に対話することが出来るのかを追求してきたアンチボの自発的な活動、そのサイクルが『リミナル・プラキシス』である。私たちの時代の全体主義は、テクノロジーによって人間の自発性、関わり合う自由が損なわれるときに台頭する。かくしてそれは、それまで人間の生活基盤となっていた科学や倫理、従来の政治思想やイデオロギー、関係性の編み目としての世界を含む一切のものを破壊するかも知れない。テクノロジカルな全体主義によって世界から疎外されていくことに抗うとき、私たちの「行為」と「空間」とはどのようなものであるべきなのか??